健康

後頭部の腫れと痛み。リンパ節炎になって思うこと。早期発見・早期治療が大事です。

こんにちは、メガネ(夫)です。

メガネ
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最近、首や肩が痛いです。私のはただの肩こりなのですが、以前妻が肩こりだと思っていたら違っていたことがありました。今回はそのときの「リンパ節炎」についてまとめました。

 

リンパ節炎について

リンパ節炎とは

リンパ節炎とは、1つまたは複数のリンパ節に感染が起きて生じる病気で、通常はリンパ節に腫れと圧痛がみられます。

引用:「MSD マニュアル家庭版」

 

一言でリンパ節炎といっても、痛みや症状には軽度~重度といくつかに分かれます。

妻は比較的程度の軽いものでしたが、放置したことで痛みが増してしまいましたので、違和感を感じられた方は早めに受診した方がよいですね。

リンパ節炎の症状

上記の通り、リンパ節炎の主な症状は「腫れ」と「痛み」になります。

  1. 腫れ
    頭部・頸部によく見られ、妻の場合は後頭部を触るとはっきりわかるレベルのしこりが
    複数個みられました。
  2. 痛み
    個人差があるため表現が難しいですが、妻曰く首を重い石で押さえつけられているよう
    鈍く強い痛みがあったようです。

 

また、しこりは触ると痛みが増すようで就寝時も下向きで寝るほど痛かったようです。

 

脂肪腫?

上記2つの症状で検索すると「脂肪種」もヒットします。

リンパ節炎との違いとしては、以下2点です。

  1. 痛みを伴わない
  2. しこりが大きく動く

友人も首に脂肪種ができており、触らしてもらいましたが痛みはなく、やはり上下左右に大きく動かすことができました。

脂肪腫も稀に悪性のケースがあるようですので、脂肪種、リンパ節炎の判断ができなくてもしこりができたら早めに受診するのがよいですね。

 

参考程度ですが、友人はMRIの結果、良性脂肪種と判断されていましたが大きさも直径2~3センチと大きくなっていましたので手術で切り取っていました。

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リンパ節炎になったら

早期受診する

繰り返しになりますが、ぶつけてもいないのにしこりができた時点で受診した方よいでしょう。

 

妻のように初めは痛みが軽度だったものの、肩こりだと思い込み放置したことで痛みが増し仕事に支障をきたすレベルまで進行することもあります。

また、「悪性リンパ腫」の場合対処が遅れるほど完治が難しくなりますので、やはり早期受診・早期治療を心がけた方がよいでしょう。

リンパ節炎の治療法

リンパ節炎は感染症ですので、抗生物質や痛み止めを利用して治療するのが一般的です。

妻もまず痛みを何とかしたいようでしたので、痛み止めを使用しながら治療しました。

 

授乳中の方でも医師の判断によっては、利用できる抗生物質や痛み止めの利用が可能です。当時、妻も授乳中でしたが抗生物質、痛み止めともに使用が許可され、使用後は順調に回復しました。

何科での検査が必要か。

上記の通り、リンパ節炎は感染症ですので受診するなら「内科」での検査が必要になります。

妻は後頭部への痛みを訴えていましたので、初めは脳神経外科でMRI等の検査をしてもらいました。

 

結果、リンパ節炎である可能性が高いことを教えられましたが、正確な検査は内科で行うよう指示されました。

内科では念のため悪性リンパ腫の検査として「血液検査」を行いましたが、杞憂に終わりました。

 

まとめ

リンパ節炎はしこりが小さい場合は、肩こりによるものだと勘違いしがちです。

実際、最初に言った脳神経外科の問診の時点では看護師に肩こりではないかと疑われました。

 

しかし、放置することで妻のように日常生活に支障をきたすレベルの痛みを伴う場合もありますし、最悪、悪性リンパ腫という可能性もあります。

余談ですが、個人差はあれどしこりは消えないと医師の方から言われました。

 

妻の場合しこりも小さかったので問題ありませんが、しこりが大きくなってからでは、大きなしこりが残る可能性もありますので、そういった意味でも早めに医療機関で検査を行いましょう。

 

それでは!