ビジネス実務検定

ビジネス実務法務検定のテキスト・問題集まとめ

こんにちは、メガネです。

ビジネス実務法務検定の受験を考えてるけど、テキストや問題集はどれを使えば効率よく勉強できるかな?

メガネ(夫)
メガネ(夫)
そんな方へオススメの書籍を紹介します。私は法律の前提知識がない状態から、一発でビジネス実務法務検定2級に合格しました。その際に使用したテキストを中心に紹介します。

結論!

・問題集は公式問題集が圧倒的におすすめ
・テキストは3択
とにかく合格が目的で最短での合格を目指すなら公式テキスト
しっかり理解するため、分かりやすいものをお探しなら翔泳社成美堂

ビジネス実務法務検定2級 まとめ記事こんにちは、メガネです。 本気時ではビジネス実務法務に関して下記内容の記事をまとめています。 難易度/合格率 独学の勉強法...

【公式問題集】ビジネス実務法務検定を受験するなら鉄板の問題集

問題集は公式問題集が圧倒的にオススメです。理由は2点あります。

 

 

試験の運営社が出版している

公式問題集は、試験の運営社である東京商工会議所が出版しています。運営社が出版しているだけあって、試験ではこの問題集から多くの類題が出題されます。私も、実際の試験で「あ、この問題見たことあるな」と感じる問題が多かったです。

 

問題数のボリュームもちょうどよく、見開き2ページで使いやすい

問題は試験範囲が網羅的に掲載されており、それでいて問題数は多すぎず・少なすぎずのちょうどいいボリュームです。

また、見開き2ページの左に問題、右に解答・解説と非常に使いやすい構成になっていてストレスなく解き進めることができます。

 

開設も選択肢一つ一つに対して、正否の理由を明記してくれていますのできちんと理解できます。

デメリットは特になく、正直問題集はこれ以外を購入するメリットが思いつきません。それくらいオススメしたい問題集です。

ビジネス実務法務検定のテキストは3択

テキストも東京商工会議所が出版している公式テキストがありますが、こちらは無条件にオススメできるものではありません。

資格取得の目的や、勉強のスタイルに合わせて3つのテキストを紹介します。

【公式テキスト】テキストは流し読み。学習序盤から過去問を解き、不明点を都度テキストで確認される方

理解する、というより問題演習を繰り返すことで条件反射的に解答を導き出す。とにかく資格取得が目的の学習スタイルです。

オススメする理由は公式問題集とリンクしている為です。

公式問題集とリンクしている

公式問題集には、問題の内容が公式テキストの何ページなのかが記載されています

 

問題演習をこなす中で、解説だけでは分からない為テキストで詳細が知りたい場合、公式テキストの何ページを開けばいいのかがすぐに分かるよう工夫されています。

【デメリット】文字が多く図解も少ない

公式テキストは商工会議所が出版しているだけあって、お堅い印象を受けます。

文字が多く、図解が少なく、またどこが重要なのかも分かりにくいです。

 

そのため、お世辞にも使いやすいとは言えません。特にテキストをしっかり読み込むスタイルの勉強をされる方にはオススメできません。

【翔泳社・成美堂】テキストはそれなりに読み込む。法律の理解を深めたい方

学習序盤はそれなりにテキストを読み込む方には下記2点のいずれかがオススメです。

  • 翔泳社:完全合格テキスト
  • 成美堂:テキスト&問題集

 

翔泳社:完全合格テキスト

完全合格テキストは学習しやすいように様々な工夫が施されています。

  • テキストの中で唯一「出題項目一覧」を記載
  • 重要ポイントを明記しメリハリのある構成
  • 「ここが出た」で最近の出題箇所をピックアップ
  • 補足情報で理解度UP
  • 図表が公式テキストより多い

 

完全合格テキストは、上記のような工夫で読みやすいように構成されています。

 

公式テキストは単調な構成で読み進めるに苦労しますが、こちらはサクサク読み進めることができます。

特に①の「出題項目一覧」では過去の試験で出題された範囲を集計し、試験範囲の中でも特に重要なテーマを記載してくれています。

これは他社のテキストでは採用されておらず、本テキストを最もオススメする理由の一つです。

 

デメリットをあげるとしたら、公式問題集とリンクしていないこと、3,850円と高いことです。

成美堂:テキスト&問題集

テキスト&問題集となっていますがテキストとして利用し、問題集は公式のものを購入するようにしてください。

 

これ一冊で問題集としても利用するには、圧倒的に問題数が不足しています。

こちらも完全合格テキストと同様、学習しやすいよう工夫が随所に見られます。

  • 「赤シート」で単語を隠しながら学習できる
  • 重要ポイントを明記しメリハリのある構成
  • 「ここが出た」で出題箇所をピックアップ
  • 補足情報で理解度UP
  • 図表が公式テキストより多い

完全合格テキストと異なるのは「赤シート」のみですね。

私は完全合格テキストの「出題項目一覧」に価値を感じている為、完全合格テキストを最もオススメしますが、こちらも負けず劣らずの良書です。

 

その他小さな差異として、私の主観で申し訳ないですが、翔泳社のテキストはフォーマル寄り、成美堂のテキストはカジュアル寄りの印象です。
※紹介した二つのテキストに限った話です。

【参考】3級を受験される方

ビジネス実務法務検定3級を受験される方は下記1冊を購入すれば合格する分には問題ありません。


 

問題と解答が別ページなのが少し使いづらいですが、解説も丁寧で十分合格する力がつきます。

いきなり問題集は抵抗がある方には下記の組み合わせで購入することをお勧めします。

【  問題集 】公式問題集
【テキスト】成美堂:テキスト&問題集

 

その他テキスト

参考までに、その他テキストについて紹介しておきます。

気になるテキストがあれば書店で確認してみてください。

早稲田経営出版

【良書だが翔泳社・成美堂に劣る】

 

  • 「語呂合わせ」による覚え方を紹介
  • 図表が公式テキストより多い
  • 「ここが出る」で出題されやすいポイントを記載

 

他社との差別化で語呂合わせによる覚え方を紹介しています。

法律は暗記部分も多い為、そういった覚え方を好む方にはオススメできるテキストです。

特に悪い点はなく学習しやすい工夫も見られますが、翔泳社・成美堂の2冊と比較すると劣ってしまうというのが正直なところです。

秀和システム

【翔泳社・成美堂・早稲田経営出版に劣る】

 

  • 各テーマの冒頭でキーワードマップと呼ばれる図を記載
  • 補足情報で理解度UP
  • 「出題者の目線」で試験の出題傾向を分析

 

キーワードマップは、重要な単語を線でつないだ図となっています。文字中心の法律テキストにおいて、頭を整理するのに役立ちます。

しかしその他に特筆すべき点はなく、翔泳社・成美堂はもちろん、早稲田経営出版にも劣るテキストとなっており、特別これを選択する理由はありません。

 

OHM社

【オススメしない】

 

  • 図表が少ない
  • 重要ポイントが明記されておらず単調

 

タイプでいうと公式テキストと同様のお堅いテキストです。

上述の内容から学習しやすいテキストとは言えません。こういった構成のテキストを好む方は公式テキストを購入するのがオススメです。

価格は公式テキストより安いですが、メリットはそれくらいです。

まとめ

今回はビジネス実務法務の問題集を1冊、テキストを6冊紹介しました。

テキストを少し多めに紹介した為、判断に迷う方もいるかもしれませんが次のいずれかから選択すれば大きな失敗はしません。

  • 公式テキスト
  • 翔泳社:完全合格テキスト
  • 成美堂:テキスト&問題集

あとは自分の好みに合わせて選んでいただければと思いますが、個人的には翔泳社の完全合格テキストがオススメです。

2級が取得できれば、ビジネス関連の法律において基礎的な知識は身に着けられ、職種によっては企業からも評価されるようになります。

是非、挑戦してみてください。

それでは!

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