健康

親知らずの抜歯と抜糸。痛みや腫れの期間は?

こんにちは、メガネ(夫)です。

 

メガネ
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ついに、妻がすべての親知らずを抜いてきました。親知らずの抜歯といっても、上と下では痛みや腫れに大きな差がありました。今回は親知らずの抜歯から抜糸までを体験を交えてまとめました。
結論!

・抜歯は上より下の方が痛い!
・抜歯自体は痛みもなく終わるが、抜歯後は痛い。
・ドライソケットには注意!
・痛みも腫れも3~5日で治まる。
・1週間程度で抜糸も完了。

 

親知らずの抜歯について

親知らずは必ず抜歯する?

親知らず生えてきたんだけど。

と聞くと、「抜きに行かないとね。痛そー。」と思います。

しかし、親知らず=抜歯というわけではなく、抜く必要のない親知らずも存在します。

抜歯の要否は歯科医に判断してもらう必要がありますが、正常に(まっすぐ)生えた親知らずは抜く必要がありません。

ただ、現代人のあごの発達状態から親知らずが正常に生えてくるケースが少ないため、多くの方は抜歯しています。

 

親父らずを抜く理由。

そもそも、なぜ親知らずを抜く必要があるのか。

大きな理由は2点です。

親知らずを抜く理由
  • 虫歯・炎症のリスク
    親知らずは一番奥に生える為、正常に生えても磨きにくく細菌がたまりやすい。そのため、虫歯や炎症を引き起こす可能性がある。

 

  • 歯並びへの影響
    親知らずが正常に(まっすぐ)生えてくるケースは少なく、多くの場合傾いた状態で生えてくる。そのため、隣の歯が押されて歯並びが悪くなる。

 

上記2点の症状がみられる場合、治療が遅れるほど症状が進行し他の歯や歯茎への影響が大きくなります。

親知らずが生えてきた時点で歯科医に相談し、抜歯の必要があるか確認しましょう。

 

親知らずの抜歯に伴う痛みと腫れ

親知らずの抜歯は痛い?

親知らずの抜歯は上より下が痛い、と聞きますが本当です。

【上の親知らず抜歯】

妻は全ての親知らずを抜いていますが、先に抜いた上の親知らずに関しては抜歯中~抜歯直後も全く痛みがありませんでした。

念のために購入しておいた痛み止めも使用せずいつもと変わらない生活でした。

【下の親知らず抜歯】

ところが、下の親知らずの抜歯にはかなり痛みが伴ったようです。

しゃべれない!食べられない!というほどの痛みではないようでしたが、抜歯後も定期的に痛み止めを飲み耐えていました。

親知らずの抜歯は腫れる?

親知らずの抜歯後とっても腫れている方がいますが、妻に関しては腫れの症状はありませんでした。

歯科医の方に聞いたところ、個人差がありますが腫れない人もいるということでした。

腫れの程度には個人差がありますが、気になる方はマスクを購入しておきましょう。

 

親知らずの抜歯から抜糸まで

それでは4本抜歯した中でも一番辛かったらしい右下の抜歯について、抜歯当日から抜糸までの1週間を追っていきます。

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抜歯当日(1日目)

親知らず抜歯の前に麻酔

麻酔は口内に針を刺しますが、先に表面麻酔(ジェルタイプの塗る麻酔)を使用し、口内の感覚を麻痺させてから針を刺すことで痛みを感じにくくしたようです。

おかげで麻酔の痛みは全くなかったとのことです。

麻酔が効いたらようやく抜歯に入ります。

親知らず抜歯の感想

  • 麻酔が効いている為痛みはない。
  • 感覚はあるため、押される感覚や抜歯のゴリゴリという音は不快。
  • 抜歯に要する時間はわずか2~3分

親知らず抜歯後の処置

  • ガーゼを30分ほど噛む。(圧迫止血目的)
  • ガーゼを噛んだ後は2~3時間冷やす。(腫れにくくする貯め)

その他に、麻酔が切れる前に痛み止めを飲むことを勧められました。
抜歯直後は麻酔が効いている為、痛みはありませんが麻酔が切れた後は猛烈な痛みに襲われます。

そうならないよう、しっかり痛み止めを飲んでおきましょう。

親知らず抜歯後の食事

抜歯後、痛みはあったものの食事に関しては普段通りで特に気を使っている様子はありませんでした。

ただ、血の味と生臭さはすごかったようです。

ドライソケットを恐れうがいを極力控えていた為、口の中は血だらけだったようです。

抜歯後(2~5日目)

痛みの期間

2~3日目はまだ痛み止めが必要ですが、4~5日目には痛みもかなり収まっていました

食事もすっかり元通りでしたが、縫い糸の違和感は残っていたようです。

腫れの期間

腫れに関しては、2~3日でほとんどなくなっていました。

この頃には私が見てもどっちを抜いたのか分からないくらい腫れはなくなっていましたね。

 

抜歯後(6日目~8日目抜糸)

6日目以降は痛み止めも飲んでおらず、痛みはなかったようです。

相変わらず縫い糸の違和感はありますが、その他は抜歯前と同じ生活を送ることができていました。

そして8日目に抜糸完了。

傷口も問題なく、30秒ほどでささっと糸を抜いて親知らずの治療は終わりました。

 

ドライソケットと注意すること

【ドライソケットとは】

本来、抜歯した部分は血餅(かさぶた)により穴がふさがれるが、血餅ができなかったり・剥がれてしまい骨がむき出しの状態となる症状。激しい痛みを伴い、最近に感染すると悪臭を発することも。

 

主な原因は以下の3点です。

  • 歯磨きやうがいのしすぎ
  • 舌や指で傷口を触る
  • 喫煙、飲酒

 

親知らずの抜歯後、本来4日程度で引く痛みがドライソケットになると3日目くらいから増してきます。

もし抜歯後ドライソケットかもと思う痛み・症状が出たらすぐに歯科医へ相談しましょう。

 

また、臭いや汚れが気になるとは思いますが、ドライソケットになれば治療が長引きます。歯磨きやうがいは最低限にし、どうしても気になる場合はイソジンなどで軽くうがいをすると不快感はかなり軽減されます。

 

まとめ

親知らずは歯の状態、生え方で大きく症状が変わってきます。

抜歯の有無については必ず歯科医に判断を仰ぐようにしてください。また、抜歯後は注意事項を守れば痛みや腫れを軽減できます。

妻も右下の親知らずはかなり痛みはありましたが、腫れもなく3日程度で痛みも引きました。

特に注意すべきなのはドライソケットです。飲酒・喫煙はもちろん、うがいや歯磨きにも十分注意してくださいね。

それでは!