こんにちは、メガネです。
既に治療自体は完了していますが、治療の過程や感じたこと、その後についてを記録しています。
では、さっそくいってみましょう!
乳児血管腫(いちご状血管腫)について
乳児血管腫(いちご状血管腫)とは
乳児血管腫は、皮膚の表面や内部にできる「赤あざ」の一種で、未熟な毛細血管が増殖してあらわれる良性の腫瘍です。見た目が赤く、いちごのような外観から、「いちご状血管腫」とも呼ばれます。
出典:「maruho – 乳児血管腫」
百聞は一見に如かずということで、娘の実際の血管腫の画像がこちらです。

見た目はかなり痛そうですが、触っても洗っても本人は全く気にしていません。
血管腫ができる部位にもよりますが、引っ掻いたりなどの強い刺激を与えなければ日常生活において特別注意することはありませんでした。
発症する次期
乳児血管腫という名前の通り、乳児で発症することが極めて多いです。
生後3ヶ月~7ヶ月にかけて次第に大きくなり、自然治癒ですと2歳をすぎると少しずつ薄くなりはじめ、5歳頃には消えていきます。
乳児血管腫は痣の一種で多くが良性と言われていますが、出血を繰り返したり、目の上や耳にできた場合、視覚障害や難聴などの機能障害も起こす可能性がある為、一度は診察を受けた方が安心できそうですね。
発症部位によっては自然治癒で問題ありませんが、男の子より女の子に多く、また早期に治療を受けた方が後が残りにくいため、自然治癒でなく治療を選択される方が多いようです。
妻も乳児血管腫(いちご状血管腫)でした!
そして実は、妻も昔顔のど真ん中!鼻の横に乳児血管腫があったのです。
妻は自然治癒で5歳頃に自然に消えたようですが、よーく見ると跡が分かります。
また、小さい頃の写真には残ってしまいますので、やはり治療を受けることでより早く、キレイに治るのであれば治療を受けた方がよさそうですね。
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乳児血管腫(いちご状血管腫)の治療法について
何科で受診する?
血管腫の症状から、まずは皮膚科で受診される方が多いです。
乳児血管腫(いちご状血管腫)の治療は、その大きさや程度にもよりますが、娘の場合は比較的小さなものでしたのでレーザーで治療することになりました。
大きいものや場所によっては治療法が変わってきますので、
受診した病院の医師としっかり相談した上で判断するのがよいでしょう。
レーザー治療の場合は整形外科で治療することになりますので、腕や肩で、かつ程度が軽い場合は最初から整形外科で受診というのもありです。
具体的な治療法は?
レーザー治療当日、前回の診察で貰っていたペンレステープ(麻酔テープ)1~2時間前に貼ります。
バチッバチッと4回ほどレーザーをうつだけですので、1回の治療に要する時間は1~2分程度ですが、レーザー治療は軽い火傷状態になるので処方されたエキザルベ(軟膏)を5日ほどお風呂上りに塗ります。
2~3ヶ月に1回のペースで計4回通院し、ひとまず治療は完了しました。この時点で痣自体はかなり薄くなっていましたが膨らみはまだ残っている状態です。
以下が4回の治療を受けた後の画像になります。

この時点でまだ完治したわけではありませんが、あとは自然治癒でキレイに治るということで、レーザー治療は終わりです。
医師によると「レーザー治療では赤みは消えるが膨らみは治らない。今後、成長と共に皮膚が伸びて目立ちにくくなっていく。」とのことでした。
今後、どこまできれいになるのかは要経過観察ですが、完全にキレイになるには時間がかかるかもしれません。
2018年10月追記
上の写真からおよそ1年後の状態が下の写真になります。まだ多少跡は残っていますが、赤身も腫れもひいてかなりきれいになってきました。
これから成長するにつれてどんどん目立たなくなってくるでしょう。
妻が娘と同じ年齢の時はまだまだ赤痣が残っていましたので、やはり治療を受けた方が治りは早そうですね。

2019年9月追記
さらに約1年後、よーく見ると跡が分かるものの遠目にはほとんど分からないくらいきれいになりました。

治療費はかかる?
娘の場合は、保険適応内の治療を行い乳幼児医療も適応のため、薬も含め治療費はかかりませんでした。
個人的には、自然治癒するとはいえ治療費がかからず、よりキレイに、早く治るということであれば病院での治療をお勧めします。
しかし、レーザー治療というだけあって痛みは伴いますので、そのあたりは子供の様子を見ながら医師の方と相談して選択してください。
再発の可能性
基本的に、医師の指示のもと治療を行えば再発の可能性は低いです。
よく、治療中に症状が回復したと自分で判断し通院しなくなる方がいますが、症状が再燃するケースがあるようですので、医師の指示通り最後まで治療を行いましょう。
特にレーザー治療に関しては痛みを伴う治療ですので、こどもの負担を増やさない為にもしっかり完治させてあげてくださいね。
まとめ
結論として、乳児血管腫を発症した場合1度は受診するべきですが、医師と相談した上で「自然治癒」、「治療」のどちらを選択してもよいと思います。
私は多少時間はかかりましたが自然治癒できれいに治りましたし、娘はレーザー治療できれいに治りました。
注意すべきなのは1点のみで、治療を選択するなら途中で中断せず最後まで治療するということだけですね。
それでは!